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野々市で口コミ1位の整体院。述べ8万回以上の施術実績から最短で改善を目指す整体院。県内外から多数来院。


【接骨院(整骨院)・整体院・整形外科】の違いとは?

接骨院と整骨院の違いは何?整体院とはどう違うの?整形外科はどんな時に行けばいいの?そもそも健康保険の効くところと効かない所の違いがわからない…

そんな事でお困りの方って実は結構多いんです。
実際に当院にも「健康保険効きますか?」「整体してくれるんですか?」「レントゲンなど撮っていただけますか?」というお問い合わせをいただきます。

普通の先生であれば、「なんでそんな事もわからないんだよ(笑)」と思ってしまう先生が多いんですが、客観的にこの業界を見た時に、簡単には理解できないだろうな。と僕は思います。

今日はそんな急速に変化する接骨院(整骨院)や整体院などの話をメインに業界についてのお話をしていきます。

このページを最後までお読みになることで

・接骨院や整体、整形外科など、それぞれの明確な違いはなに?
・健康保険が効く場合はどんな時で、どこの医療機関か?
・健康保険の使えない場合はどんな時か?
・なぜこんなややこしい状況になっているのか?
・結局どうするのが一番賢い選択ができるのか?

が理解できますので、ぜひ最後までお読みください。

今後あなたの大切な健康について、無駄に時間とお金を費やさないようにも理解することは非常に大切なことですので、細かくお話していきますね。

目次

具体的にどんな業種があるの?

ここではよく混同しやすかったり、名前が似ていてわかりにくい業種を上げて説明していきます。

整形外科や接骨院、整骨院、整体院、鍼灸院、カイロプラクティック、〇〇治療院、〇〇療術院、マッサージ院…etc
大きく分けてこんなところでしょう。

おそらく整形外科や接骨院、鍼灸院までならそこまでややこしくならなかったと思うのですが、整骨院や整体院や治療院、療術院などが存在するのでわかりにくくなっていると思います。

そのようにわかりにくい部分を理解しやすいようにご説明していきます。

健康保険が使える所は?

まず簡単に業種ごとに健康保険が使えるかどうか表にしてみます。

業種 保険の使用
病院(医院)
歯科医
接骨院(整骨院)
鍼灸院(はりきゅう)・あんまマッサージ指圧師 〇(医師の同意書必要)
整体・カイロ・マッサージ・その他治療院 ×

ざっと見やすくした場合は上記のような感じです。

これだけ見ると単純じゃん!と考えてしまいがちですが、ここで大事なことは「どんな状態の時に健康保険の使用ができるのか?」が重要です。

この表だけなら簡単に理解できますが、実際は単純ではなく複雑化しているから今のような状況に陥っているんです。その複雑化した部分を具体的にお話していきます。

医療機関は保険の適用あり。接骨院(整骨院)では?

まず医療機関とは病院や医院、歯科医院などのことを指します。
医師や歯科医師など、「医師」にしか治療行為はできません。この国では医療行為は医師にしかできないんです。

接骨院(整骨院)や鍼灸院では医療行為ではなく、「医療類似行為」にあたりますので、国から医療行為だとは認識されていません。ですので、どれだけ勉強しようが社会的地位としては医師よりは断然低いのです。

ここでは保険の使用が出来るか否か?の話になりますが、病院や歯科医での話は僕もあまり詳しくないので記載はしません。というかできませんのでご了承ください。

本題の接骨院(整骨院)での保険の話になりますが、急性のケガの場合は接骨院でも健康保険の使用(療養費の申請)は可能です。
「健康保険の適応になる急性のケガ」というのはだいたい一か月以内に起こった骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷のみになりますので、慢性疾患の場合は保険の対象外になりますので気を付けましょう。
ここで更に気をつけるところが、仕事中のケガは労災になりますので健康保険は使えません
プライベートでケガをした場合のみに使用できると思ってください。

腱鞘炎などはどうなの?と思われる方もいるかもしれませんが、一応、接骨院には急性以外に亜急性がいう概念が存在します。
これは繰り返しの外力が働いた場合(例えばフライパンを振り続けたりして手首に何度も負荷がかかって痛めた)などに適応されるものになりますが、細かくなるとおそらく保険組合などによっても判断は分かれると思いますので、お近くの接骨院の先生に確認してみてください。
そもそも亜急性という概念そのものが謎ですが…

接骨院と整骨院の違いって何?

では「接骨院」と「整骨院」の違いの話です。
最初から接骨院(整骨院)と記載しているように、接骨院と整骨院は全く同じ意味です。

接骨院・整骨院になるためには厚生労働省の認可する学校で3年間以上通学して、柔道整復師(じゅうどうせいふくし)の国家資格を受けて合格する必要があります。

柔道整復師の資格を保持することで初めて接骨院・整骨院を開業することができます。また、オーナーとして柔道整復師の資格を持った人を雇うこと(管理柔道整復師という)で接骨院を開業することも可能です。開設者はオーナーの名前となり柔道整復師でなくてもよいのです。ただし、柔道整復師による不正請求などが発覚した場合は柔道整復師のみならず、開設者(オーナー)も罰せられます。

整骨院の屋号は違法?

実は柔道整復師法では柔道整復師が開業するにあたって「〇〇接骨院」「〇〇柔道整復院」「〇〇ほねつぎ」の屋号でしか申請してはいけないと決められており、「整骨院」は違法扱いなのです。
しかし実際は整骨院が非常に多く存在しております。

僕も開業当初は知識がなかったため、「ハレ接骨院」ではなく「ハレ整骨院」として申請した所、当初入団していた公益社団法人石川県柔道整復師会に「整骨院はダメ」と弾かれてしまい「ハレ接骨院」として申請しました。

しかし、最近知った事実があります。

厚生労働省に直接「整骨院でも申請可能なのか?」と問い合わせをした方が「楽勝でOKもらえたよ♪」と言っていたのです。この方は神奈川県の先生なのですが、どうやら結局は地域性があるようで保健所の職員の方による意見、厚生局の意見、厚生労働省による意見がそれぞれ違うらしいのです。(おそらく厚生労働省の言うことが一番正解になる)
もっと言うと僕が弾かれた柔道整復師会によっても意見は違います。

結局どっちやねん。という話になるのですが、現在はこのような感じになっております↓

~~~

現在「○○整骨院」の名称が施術所名として使用されている。使用できる旨の明記された文章はないが、患者にわかりやすい名称ということで都道府県にまかせている。(医政局医事課企画法令系回答 平19.7.13)
出典:社団法人日本柔道整復師会(2011). 柔道整復療養費の手引き(非売品)p.38

~~~

要は、患者さんにわかりやすかったら整骨院でもOKですよ。ってことです。
平成19年って…だいぶ前からそのような状況だったのですね…

もう柔道整復師法そのものが意味をなしてないような気がします。

なぜ接骨院と整骨院で分かれているの?

接骨院と整骨院は全く同じですが、なぜ別々の名前なのかは明確にはわかりません
おそらくですが、「正骨範(1807)」や「整骨新書(1810)」など、かつて出版された接骨医学の書物が影響しているのではないかと思われます。

おそらく、どこかのタイミングで整骨なのか接骨なのかがあいまいになって、なぁなぁになって今の現状ができたのかな?と勝手に予想してます。。
ですから、いつのまにか院名が整骨院になろうが接骨院だろうが、当初は正しく認識していなかったんだと思います。
長い期間、そのような状態が続いたので今に至るのかなと。

まぁ、そんな話はさておき、接骨院と整骨院の名前の付けかたですが、当院のある石川県では店舗名に接骨院をつける院が多くありますが、お隣福井県では整骨院が多いんです。また、東京都や大阪などの都会のほうでも接骨院よりも整骨院が多いらしいですね。

特に決まりはなく、昔からの流れの影響が多いみたいですね。また、「接骨」という言葉はまさに柔道整復師本来の仕事である「ほねつぎ」のイメージになりますが、今の時代、普通は多くの接骨院でも骨折患者さんは来院せず、整形外科などに行ってしまうのが現実です。
ですので、体を整えたり骨格を整えるイメージのある「整骨」を選択するのだと思います。

接骨院(整骨院)と整形外科の違いは何?

接骨院(整骨院)と整形外科の違いは理解している方も多いのではないでしょうか。
整形外科は医師が診察を行えます。レントゲンやMRIなども使用したり、薬を処方したり、手術をしたり、医師がいるかぎりあらゆる医療を提供できます。(細かい部分まではわかりかねますが…)

また、整形外科でも内科の様なことをする医院もありますし、絶対に整形外科だから整形外科的なことしかしてはダメということはありません。

整形外科に対し、接骨院では診断はできませんし、医療もできません
接骨院では診断ではなく判断になります。医療ではなく医療類似行為になります

よく接骨院で看板に「診察時間」と記載している院がありますが、厳密には違法になります。正しくは「受付時間」や「施術時間」などの記載が違法ではないものとなります。

どんな時に行けばいいのか?

接骨院と整形外科の選択ですが、ひと昔前までは接骨院でも積極的に骨折や脱臼などの患者さんも来院がありましたが、現在ではほぼ見かけません。
もちろん、病院とうまく提携などしている極々一部の接骨院では、いまだに骨折患者や脱臼患者を年間に多くみている院も存在します。ただ待っているだけではほとんどが整形外科や病院に受診するのが現実です。

つまり何が言いたいのかと言うと、基本的には骨折や脱臼の疑いがある場合(患部が腫れていたり、痛みの強い場合など)はまずは病院でレントゲンやMRIなどの精密検査を受けましょう。
もし、普段からのかかりつけの接骨院などがあればそちらに相談してからでもよいでしょう。また、地域で骨折や脱臼の施術に力を入れている有名な院があれば任しても安心だと思います。

では、接骨院ではどのような場合に行くのがいいのかというと、捻挫や打撲、程度の強すぎないケガの場合などは接骨院でもよいと判断しています。
ここで重要なことですが、当然ながら程度の強い・弱いなどは一般の方はわからない場合が多いので、その辺の判断は接骨院の先生に任してください。おそらくまともな先生であれば、危険だと判断したり、手に負えないと判断した場合は病院を勧められると思います。

患者さんの中には「せっかく接骨院まで来たのに病院を勧めるなんて、自信がなかったり腕がないのね。もう行かない」と判断してしまう方もいるかもしれませんが、そんな単純なものではありません。
本当に患者さんの事を思うのであれば、少しでも危険かもしれないと感じたり、自分では手に負えない症状かも。とこちら側が判断した場合に、無理をせずに病院を勧めてあげるほうが接骨院側にとっても患者さん側にとっても絶対的に英断(正しい判断)なのです。

接骨院の先生は正直、無駄にプライドが高い先生が多いです。するとどんな結果になるか?
それは、手に負えない可能性のある患者さんの施術までしてしまおうとするのです。
患者さんがわざわざ来てくれたから…腕がないと思われる…そんな事を考え、経験の乏しい骨折の整復や脱臼の整復をしてしまい、結果として悪化させたり、散々動かしたあげく「できません。病院行って下さい」となります。そのほうが良くない結果ですよね?

そのような経験と想像を踏まえた上で施術を行うか、病院を勧めるかの判断をしないといけません。

まとめます。

ケガをして患部が大きく腫れていたり、かなり痛みの強い場合は整形外科(病院)を受診しましょう。またかかりつけの接骨院などがあれば一度先生にも判断してもらいましょう。

軽い捻挫や打撲などは接骨院へ行きましょう。
この際、接骨院の先生に状態を把握してもらい、接骨院でも施術ができる範囲かを確認しましょう。

大きくまとめると上記の二つになりますが、とりあえず不安な場合は病院の受診で間違いないでしょう。ただし、よくあることですが、仮に骨折や脱臼などの重症ではなかった場合に、病院ではシップ・薬の処方、注射を打つ、効果のないリハビリに通っている。という場合は早急に信頼のおける接骨院に切り替えましょう。
そのままでは治りませんよ。

接骨院(整骨院)と整体院は違うの?

接骨院と整体院が最も違う所は保険の有無です。
接骨院では健康保険を使用して療養費の申請ができますし、整体院ではできません。

接骨院(整骨院)の先生になるためには柔道整復師という国家資格が必要であり、厚生労働省の認可する学校に3年以上通った後に受験で合格して柔道整復師になることができます。

整体院をするためには特に資格はいりません。
ほとんどの場合は民間資格としてスクールや整体学校に通って練習をして、そこで合格した方が整体院としてオープンしている場合がほとんどです。

民間資格というのは、決して国が認めたわけではないので個人で自由に決まりを設けられます。というか、決まりなんてそもそもありませんが…
しっかりとした整体やカイロプラクティックの学校では1年~2年間くらいの学校のようなところもありますが、多くの場合は数か月や、早くて数週間で合格させてしまうところもあります。

どんな時に行けばいいのか?

健康保険の話でもしたように、接骨院では急性のケガの施術なら健康保険を使用することも出来ますので、急性のケガの場合は接骨院をお勧めします。
また、腱鞘炎の場合にも接骨院への通院をお勧めします。

整体院では慢性疾患での施術を行っています。簡単に言うと腰痛や肩こりや※骨盤矯正などですが、症状は様々ですので院によって得意不得意などがあります。また、最近では接骨院(整骨院)でも自費施術といって、健康保険の適応しない場合でも慢性疾患に対する施術を行っています。※当院では健康保険の使用はなく、自費施術のみになります。

”このページをお読みの方はこちらの記事もお読みになられています。”
※骨盤矯正についてはこちらのページから

慢性疾患の場合は、あなたのお悩みの症状を施術してくれるお店を探しましょう。

まとめます。

一か月以内に仕事中以外のプライベートでのケガの場合は接骨院で健康保険を使用した施術ができますのでお勧めです。しかし、当院でもそうですが、最近では接骨院でも健康保険の使用そのものを行なっていない場合もありますので確認が必要です。

慢性的な腰痛・肩こりや、お店によっては骨盤矯正や自律神経の施術、美容メニューなど、保険の効かない施術をするときに行ってください。
施術内容の良し悪しは接骨院や整体院によっても違いますし、同じお店の中でも担当する先生によっても違いますので一概に「こんなところがいいよ!」とは言えませんので、ご紹介や評判の良いところを探しましょう。

整体院とかマッサージとの違いは?

整体院とマッサージでも違いはあります。

まず、一般的にマッサージと聞いて連想するのは駅前にある「て〇みん」や最近では60分2980円などの安いマッサージなどではないでしょうか?

”このページをお読みの方はこちらの記事もお読みになられています。”
安いマッサージや整体は危険?【業界の真実】

マッサージの中でもあんまマッサージ指圧師という国家資格を保持している方もおいでます。
そのような方は医師の同意書により医療保険の療養費も適用される場合もあります。
最近では出張の訪問マッサージが多いかもしれませんね。

それ以外の国家資格のない、民間資格のみを保有したマッサージや整体師は基本的には健康保険も使用することができず、自費施術のみになります。

大きな違いで言うと「慰安」を目的とするか、「治療」を目的とするかだと思います。
ここでは「治療=医師にしか法律上はできない」という部分は一旦おいておきます。

実際には多くの整体院などは「治療」を目的に勉強されている方が多くいます。中にはただのマッサージになっている方もいますが…
そして、そこらへんにあるようなマッサージ店では慰安目的とした施術になります。

まとめます。

整体院、店舗型のマッサージは一般的には健康保険の使用はできません。ただし、あんまマッサージ指圧師の資格保持者なら医師の同意書があれば保険の使用は可能になります。

目的としては整体院は治療、マッサージ店などは慰安がメインとなります。

全体のまとめ

今回は接骨院(整骨院)・整体院・整形外科の違いや、実際に保険は効くのか?どんな時に行けばよいのか?などをお話してきました。

世間一般的に認識されているものとは違い、実際に接骨院に行ってみると実は健康保険が使えなかった。なんてこともでてきます。
今回お伝えした内容を理解していただくことで、ある程度のことはわかってもらえるかなと思っております。

しっかりと理解して、必要な時に必要な医療機関に受診したり、症状によっては接骨院や整体院に行き、目的によってはマッサージなどの慰安目的かもしれませんので、自分に合った必要な選択をしてください。

今日お伝えしたことが、少しでもあなたの健康に役立てられると幸いです。

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