五十肩は運動で改善できる?!
五十肩で腕が肩より上がらない…朝からこわばって動かせない…
このように日々五十肩でお困りの方からのお問い合わせが増えております。
今日はそんな五十肩に対しての対処法についてお話ししていきます。
このページを最後までお読みになることで、五十肩での肩の動きの悪い原因が理解でき、自分でもできる改善方法についてもわかりますのでぜひ最後までお読みになって実践してみてくださいね。
目次
五十肩の症状経過
五十肩の症状は大きく分けると以下のような流れで改善していきます。
炎症が強い時期→炎症が治まり、肩関節をつくる組織が緊張してくる時期→肩関節周囲の組織が緩んで関節可動域が改善してくる時期→改善
主にこのような流れになりますが、なぜこのような段階を踏んで治っていくのかは理由があり、特に今回は治る過程で重要な関節についてお話していきます。
なぜ肩が上がらなくなるか
五十肩・四十肩になると肩が上がらなくなりますが、多くの理由があり、いろんな肩周囲の組織が関係していきますが、特に『肩甲骨』が大きく関与しているんです。
肩甲骨は頚椎、肋骨、上腕骨など肩甲骨周囲の全ての関節とつながっているため、とても重要な関節になるんです。
五十肩になった初期段階では肩関節内に炎症を起こします。細かく話すと、関節外の腱などに炎症を起こしている場合もありますが、ここではわかりやすいように関節内に炎症としておきます。
炎症があると当然痛みを発生させるホルモンなどが多く分泌するために痛みが出るのですが、ではそもそもの五十肩になってしまう理由はなんなのか?が重要になります。
それは日常生活での姿勢の悪さが大きく関与していて、長期間姿勢が悪いと背中が丸まり、巻き込み肩になってしまい、肩関節周囲の動きが悪くなってしまいます。
そうなることで肩甲骨周囲の関節に負担が掛かり過ぎてきて、ある日の朝に強い痛みが発症してしまいます。
そして、肩関節内、肩関節外の組織にもあらゆる問題が起こって肩が上がらなくなってしまいます。
肩が動かせない原因はここ!
肩が動かせなくなる重要な関節は『肩甲骨』です。
まずは画像を見て下さい。
肩甲骨の動きですね。
こんな感じで肩甲骨は動いているんですが、こうやって見てみると全方向に動いていると思いませんか?
ここで一つ考えてみてください。
あなたは肩甲骨を一日に画像にあるようにすべての動作をしていますか?また、しているとしたらどれくらいの回数をしていますか?
…
考えましたか?
そうです。ほとんどしていませんね?
だいたいの人は普通に生活しているだけではこんなにも動かすことはありません。ちょっとずるい質問ですよね…
そのように肩甲骨を動かしていないと徐々に骨の動きが悪くなって筋肉も緊張してしまい、筋肉の硬さから痛みが生じたり「関節構成体」そのものの歪みやズレから炎症を起こして五十肩の原因になってしまいます。
ですので、肩甲骨の動きが悪くなってしまうことで五十肩の原因となり、肩の動きが悪くなってしまうんです。
自分で出来る肩関節運動
そんな五十肩の改善には治療はもちろん必要ですが、自分で行なうセルフケアも必ず必要になってきます。
今回は肩甲骨を回す運動をご紹介しますが、注意点があります。
五十肩の初期症状である炎症が強い方はこの運動をしてはいけません。
慢性期の炎症が落ち着いて、肩関節の硬さだけになったからこの運動を行なってください。
是非実践してみてくださいね。
※炎症症状が強い場合は症状が落ち着いて、筋緊張や関節可動域制限だけになってから行ってください。
《肩甲骨を動かして五十肩を改善する方法》
まとめ
五十肩・四十肩で悩んでいる人は多いんですが、正しい対処法や自分でできるセルフケアを教えてくれないところが多いみたいです。
実際に治療だけではなく、普段から行なう運動として生活の一部に取り入れれば早く治りますのでやってくださいね!
そんな五十肩・四十肩でお困りなら、一度ハレバランス整体・接骨院にご相談ください。
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