腰痛の原因に椅子が関係していた?
先日僕は勉強会のため大阪に行ったのですが、行きの電車で長時間座っていたら腰が少しだけ痛くなってしまいました。
やっぱり慣れないイスに座っていたり窮屈に座っていると筋肉が硬くなってきて痛みがでてきてしまったんですねぇ…
そんなイスに座っていて腰が痛くなるということはあなたも一度は経験しているはずです。そう、まさにこのブログを読んでいる今の瞬間が若干腰が痛いのかもしれませんね。座っていて痛くなりやすいのは低いソファーに深く腰を掛けていたら痛くなることが多いですよ!
では、それはなぜなのか説明していきますね。
目次
低いイスは腰が痛くなりやすい
例えば、バーカウンターの様な高さのあるイスに座っている時ってあまり腰が痛くならず、楽な感じがするのわかりますか?逆に高さのない低いイスに座っていると腰が痛くなりやすいんです。
これは座り方が深くなればなるほど股関節の角度が小さくなって腰の下の骨の仙骨(せんこつ)という部分に負担がかかってきます。
そうなることで腰の筋肉が付着する仙骨部分で筋肉が緊張してきて痛みを誘発してしまいます。また、腰の仙骨に付く筋肉は脊柱起立筋と言って首の骨にまで繋がる長い筋肉が何本かあるので、これが首の痛みにも繋がったり、最終的には姿勢の悪さに繋がってしまいます。
ですので、あなたもいつも低いソファーや地べたに座っていて腰が痛くなってくるのなら、普通のイス(事務所とかに置いてあるような高さのイス)に座って生活してみてくださいね!
座り方にも腰痛になる原因がある?
低い椅子や高い椅子だけが腰痛になる原因ではありません。もちろん座り方も大きく腰痛の原因をつくる要因になります。
まずはこちらをご覧ください↓
分かりやすく言うと、左のガイコツは椅子に浅く腰をかけて、だるそうに座っている場合になる姿勢です。
右のガイコツではしっかりと椅子に深く腰をかけて、姿勢がよくなっている状態ですね。
特の骨盤の角度と背骨の角度を見るとわかりやすいですが、骨盤が倒れれば背中が丸まってしまいますし、腰痛や肩こりの影響まででてしまいます。
また、横座りなども腰痛の原因になります。
上記のように、横座りやいろいろな体勢によって無意識に体を傾げて生活してしまうことで悪影響がでてしまうんですよね。
あなたも一度意識してみてください。
なかなか腰痛が治らない方で、「姿勢はいいはずなんだけど…」「座り方は悪くないはず…」と思っていても無意識に歪んでいるために気付いていない方って多いんですよ。
どうやって座れば腰痛を防げるのか?
ここまで、腰痛になる座り方についてお伝えしましたが、ではどういう意識で座る事で腰痛になることを防げるのかをご説明していきます。
- 足を組まない
- カバンや仕事中の動作で、偏り過ぎてないか意識する
- 運転中や座っている時の姿勢を意識してみる
- まっすぐ座っている状態で、歪んでいないか確認する
上記に記載したことだけを意識してみるだけでも、歪んでいることに気が付くと思います。
何度もいいますが、『無意識』で歪みが出ているので普段は気付きにくいんです。
4番に記載した「まっすぐ座っている状態で、歪んでいないか確認する」というのは、例えばフェイスタオルを四つ折りにした状態で、真っ直ぐな椅子やベッドの上などでタオルを片側のお尻の下に入れて座ります。
これを左右で試すのですが、おそらく歪みのある人はどちらかか一方に入れた時に歪みが強くなる気がします。また、その反対のお尻の下にタオルを入れた時には身体が真っ直ぐになっている気がするはずです。
このように歪みを判断していき、日々姿勢が悪くなっていないか?歪んでいないか?などを意識することで座っていても腰痛にならない身体になっていきます。
まとめ
腰痛の原因には椅子が関係していることや、座り方も大きく影響していることが理解してもらえたと思います。
普段何気なく座っている姿勢でも腰痛の原因になってくるので、なかなか気付けないんですよね。
その点を理解して改善していくことで腰の痛みが感じにくくなりますよ!
追伸
椅子の座り方を意識しても腰痛が改善しない場合、もしかするとすでに重症化している可能性もあります。
その場合は放っておいても悪化するだけですのでお早めに相談されるといいですよ!
そんな腰痛でお困りであれば、野々市市のハレ接骨院・ハレバランス整体院にご相談ください。
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