腰椎椎間板ヘルニアを【手術をしないで治す】ための3つの重要ポイント
座っても痛い…立っても痛い…もうどうしたらいいのかわからない…
腰椎椎間板ヘルニアになると何をしていても痛くて辛いですよね。
僕も昔ヘルニアになったことがありますが、何をしても痛いので寝たきり状態でした。しかも、病院に行っても湿布と薬だけで何もしてくれない。
おそらくヘルニアの方で同じ様に苦しんでいる方はいると思います。
腰椎椎間板ヘルニアとは、椎間板の軟骨が飛び出て神経に圧迫することで強い痛みを出してしまう疾患です。
多くの方は病院でレントゲン・MRI撮影をして「腰椎椎間板ヘルニアです」と診断され、手術を選択肢に入れられますが…
ちょっと待ってください!
断言します。ヘルニアのほとんどは手術をしなくても治ります。
このページでは坐骨神経痛の専門治療を得意としている当院で、実際に多くの腰椎椎間板ヘルニアの方を改善に導いた経験から、椎間板ヘルニアで多くみられる症状や、実際の治療法などについてお話していきます。
このページを最後までお読みになることで、あなたが現在悩んでいる腰椎ヘルニアも治る可能性が十分にあることを理解していただけると思います。
あきらめずに力を合わして治しましょう!また痛みのない充実した生活に戻れますよ!
目次
腰椎椎間板ヘルニアとは?
腰椎椎間板ヘルニアとは、腰椎の間にある軟骨が飛び出て、神経を圧迫して痛みやしびれなどの症状を誘発してしまう疾患です。
上記の画像のように、背骨の間には椎間板と呼ばれるクッションの役割を担う軟骨が存在します。
この椎間板の中には髄核(ずいかく)と呼ばれるものがあり、なんらかの影響で髄核が外に飛び出して神経の根っこを圧迫します。
椎間板と髄核のイメージとしては饅頭(まんじゅう)とアンコに例えられることが多く、ヘルニアは「饅頭の中のアンコが飛び出す」イメージだと思ってください。
また、背骨の椎体の後ろには脊柱管と呼ばれる脊髄が通る空洞があります。その脊髄神経から分岐するように末梢(身体の末端部・細部などの意味)に神経が伸びます。
この末梢神経が背骨から出る根っこで圧迫されることで、末梢神経の伸びる先にまで痛みやしびれ、灼熱感や冷感、皮膚がぶ厚く感じるなどの感覚の異常がみられます。
ヘルニアの方がよく「ふくらはぎが痛い」「太ももの裏が痛い」「足先がしびれる」「お尻から足全体が痛くて痺れる」と訴えても、頑なに腰部を集中して治療されたり注射を打ったりされるのはこういった理由からです。
足のほうに症状が出ているからといって、症状の出ている部位だけを治療していても治らないんですね。
もちろん、腰部だけではなく身体全体をみる必要がありますが。
これが椎間板ヘルニアの症状が発症する原理だと思ってください。
腰椎だけに限らず頸椎も同じです。
必読!腰椎椎間板ヘルニアの現場での実際
ここでは実際の医療現場で腰椎椎間板ヘルニアの方が経験してしまう悲しすぎるお話をしていきます。
実際に過去に自分でも二回の腰椎椎間板ヘルニアを経験し(手術しないで治した)、その時に経験した悔しさから当院でも坐骨神経痛や腰椎椎間板ヘルニアの専門治療をしていて経験したお話。
また、多くのヘルニア患者さんからの経験したお話なども交えての、実際の現在の医療現場や接骨院・整体院でのヘルニアの方が経験するお話を独断と偏見を交えてお伝えしていきますので、あくまでも僕個人の意見だと思ってください。
本当に腰椎椎間板ヘルニア?
画像はhttp://hernia.lumbar.jpからより引用
あなたもこのブログをお読みになっているということは、どこかで腰椎椎間板ヘルニアという診断を受けたのだと思います。
最初は腰の痛みから病院や接骨院などに行き、診断を受けたのではないでしょうか?
しかし、ここで重要なポイントとして、その先生の診断が合っているのかも疑問ですので、以下に上げる内容とあなたが経験したことを照らし合わせてくださいね。
①接骨院や整体で「腰のヘルニアになりかけている」と言われた
普段から接骨院や整体院などに通っている方の中で、通っている院の先生に「椎間板ヘルニアになりかけている」などと言われた方はいませんか?
時々このような話を聞くのですが、全くもって適当な発言に近いですから信用しないでくださいね。
椎間板ヘルニアに対して知識や経験が豊富な先生が身体の状態をみたり、症状に対して検査などをしてくれたうえで「椎間板ヘルニアの初期症状に近い、似ている」などは理解できますが、「ヘルニアになりかけている」という状態の把握はできませんので、そのように言われた方はちゃんとした病院などで精密検査を受けましょう。
そもそも椎間板ヘルニアでない可能性が高いです。当院でもそのような方は時々来院されます。まずは専門家に相談!
②病院のレントゲン撮影のみで「腰椎椎間板ヘルニア」の診断を受けた
こちらも結構な頻度でみられます。
病院でレントゲン撮影のみをして腰椎椎間板ヘルニアと診断される事がありますが、MRIで検査をしないと身体の中の軟骨の状態まではわかりません。
「椎間板の軟骨が擦り減って黒くなっている」「骨と骨の間が狭くなって、ここから痛みがきている」などと言われることが多いようですが(多くの患者さん談)、実際にはそれが症状の原因ではないことが非常に多く、また、椎間板ヘルニアと似ている症状だから「腰椎椎間板ヘルニアです」と診断している先生も少なくないのが実際です。
このような場合も確定診断はMRIを撮影してもらいましょう。
③病院でMRIまで撮影して腰椎椎間板ヘルニアと診断を受けた
①②まではそもそも椎間板ヘルニアの可能性があるだけの症状を椎間板ヘルニアと診断されているだけ。の例でしたが、③では実際にMRI撮影をして完全にヘルニアが突出しており症状もでている場合です。
大事なことですので先に言わせて頂くと、MRI撮影をして完全にヘルニアの突出がみられたとしても、実際には症状が出ない場合がかなり多いということです。
あなたが現在も困っているその症状も、もしかしたらヘルニアが原因ではないかもしれません。
これを言うと、元も子もないかもしれませんが実際にそうなんです。もちろんヘルニアが原因の事もありますが、割合は少ないです。
昨今では、医師の中でも「椎間板ヘルニアが出ていても痛みの原因にならない」とおっしゃっている先生も見受けられます。話の一部を抜粋すると、年齢が50代以上では健康な方でも半数近くはMRI撮影をするとヘルニアが写るそうです。
つまり何が言いたいかと言うと、MRIで腰椎椎間板ヘルニアと診断されたとしても治る可能性は十分にあります。実際に当院でもそのような方が何人も治っておりますので、あなたもヘルニアの症状がでているからといってあきらめないでくださいね。
そして、全く動けないほどのひどい症状ではない限り本当にヘルニアからの症状だとしても治療を行なうことで治っていきますのでご安心ください。※手術せずに治すための重要ポイントは後述します。
ヘルニアの手術をしたけど症状がかなり残っている!?
MRIを撮影してヘルニアが写っていて、腰痛や坐骨神経痛などの症状も出ている場合に手術を勧められることがあります。
しかし、手術をして症状が治ると思ったらあまり変化がない…そのような方が約半数近くいらっしゃいます。
実際に手術をしても症状が半分くらいしか変化がない、もしくは1~2割しか治ってない場合もあります。
先日、当院に来院された高校一年生の男性の方の場合はまさにこれで、手術をしても9割近く症状が残ったままでかなりショックを受けられていました。…ここまでくると本当にいたたまれない気持ちになります。
このような事実から、椎間板ヘルニアと断定されたとしても症状はそこから来るとは限らないと言えます。
手術せずに治すための3つの重要ポイント
実際にヘルニアと診断された場合に手術せずに治すために必要な3つの重要ポイントについてお伝えしていきます。
当然ですが、症状が強い場合などはまずは医師など専門家に相談しましょう。
ポイントとしてヘルニアの現在の状態を考えることが重要になってきます。
現状がどうなっていて、何をすれば良いのか?を理解することで最短で改善までの道のりが見つかりますので最後までお読みになってくださいね。
椎間板ヘルニアが発症した後は、症状の現れ方や感じ方などに波があります。
今現在のあなたの症状はどのような時期なのかを理解し、適切な対処法をしていく必要があります。
症状の現れ方としてはわかりやすく
炎症期(急性期) → 回復期 → 慢性期
と考えてください。
ポイントその1:炎症期(急性期)
まず、ヘルニアが発症してから初期段階では炎症が起こっていると考えられます。
炎症期では突出したヘルニアがぶつかっている部分で炎症を起こし強い痛みなどの症状を誘発してしまいます。
この時期には痛みのホルモンそのものが出ているため、何をしていても痛かったり、どんな体勢になっても痛いです。
多くのヘルニア患者さんをみてきた経験上、立っても座っても痛くてどうしようもない方が多く、寝ていると痛みはなくて楽という方が多いです。
寝ている状態でも、炎症期の場合では仰向けやうつ伏せになると痛みが強くなる方もいらっしゃいます。
体勢によって変わる痛みの現れかたは現在の身体の状態によります。
炎症期ではアイシングで腰部から臀部を冷やしたり、病院でもらえる消炎鎮痛剤(いわゆる痛み止め)を飲みながら可能な限り身体への負担をかけない生活を心掛けましょう。
※なかには薬が嫌いだったり、できるだけ飲みたくない方はいると思いますが、痛みが強すぎて夜中に眠れなかったり疼く場合、眠れないことで体力が回復できなかったりすると、結果として身体の治りは遅くなってしまいますので、できるだけ薬での対処も積極的に行ないましょう。
当院では炎症期の治療として、炎症を抑える治療法と共に、周囲の緊張する筋肉へ的確に施術して痛みやしびれなどの症状を緩和していきます。
この時期では骨格調整などは負担がかかり過ぎてしまうためにまだ出来ませんので、負担の少ない治療法を選択していき、薬を併用して効果的に炎症期を抜けられます。
まずは炎症をいかに早く落ち着かせるかが重要なポイントです。
ポイントその2:回復期
続いて回復期に入ると、症状としては炎症期の強い痛みや何をしていても痛い時期は過ぎ去ります。
しかし、5分間立っていたり歩いていると痛くなってくる。座っているとズキズキと痛みやシビレを感じてくる。などの症状がみられ、炎症期ほど症状に波があったり痛くて眠れないなどの症状はみられないため楽にはなってきますが、まだ辛い状態にあります。
当院では回復期と判断できてからは骨格調整を入れていき、より深部の症状の原因に対して的確に施術していきます。
また、回復期からは軽度のストレッチも開始して、セルフケアも積極的に行なってもらいます。
この時はまだ症状が強く残っている方もいますので、軽度のストレッチから開始します。以下を参考にしてください。
【椎間板ヘルニアの回復期から始めるストレッチ】
・腰に動きをつけ、お尻や太ももの筋肉を伸ばします
・重度の腰痛の時や、痛みの強い時等
※反対側を伸ばす時は説明文の反対に行なってください。
①:仰向けで寝て、写真の様に膝を立てます
②:①の状態から、右に脚を倒していき、写真の角度で3秒伸ばします。
次に反対に脚を倒してを左右各20回繰り返します。
注意事項:絶対に強く行わないこと
※ストレッチは呼吸を止めずに行う。痛みがある場合はすみやかに中止してください。
※上記のストレッチ動作で痛みがでる場合は控えてください。まだ炎症期の可能性もあります。
回復期では治療とセルフケアをメインに症状緩和を目指していきますが、症状が強い場合は薬の併用も考えましょう。
ポイントその3:慢性期
最後に慢性期では、初期段階の強い痛みはみられず、長時間歩いたり座っていると、徐々に痛みやしびれが生じる状態まで落ち着きます。
慢性期といっても症状は消えていないのでまだ辛い状態ですが、炎症期や回復期に比べて症状は軽度のため、日常生活も正常に近い生活を送れます。
当院ではこの状態までくると、ヘルニアが突出している腰椎周囲の筋肉と骨格を調整することによって深部の筋緊張を緩和して、椎間板ヘルニアの治療の最終段階となります。
セルフケアとしては、腰部のヘルニア部の突出を抑えるストレッチなどを行なってもらい症状の緩和に努めてもらいます。※動画でお伝えします。
【椎間板ヘルニアに効果的なストレッチ】
注意事項:絶対に強く行わないこと
※ストレッチは呼吸を止めずに行う。痛みがある場合はすみやかに中止してください。
まとめ
今回このような記事を書いたのは、腰椎椎間板ヘルニアで困っている方に、少しでも椎間板ヘルニアの実際について知っていただきたくて書きました。
実際に椎間板ヘルニアと診断されたり言われたとしても、すぐにあきらめたり手術という決断をするのではなく、少しでもあなたの身体の負担にならないような選択ができることを強く思っております。
発症してしまった症状は治すしかありません。
そのために最善の方法を選択してください。
今回の記事が少しでも椎間板ヘルニアで困っているあなたの役に立てたら幸いです。
当院で腰椎椎間板ヘルニアが治った方のお喜びの声
実際椎間板ヘルニアで当院に来院して改善された方の声に一部になります。
ヘルニアと重い腰痛が改善されました。
金沢市 長坂様
最初はどんなお悩みがあって来院されましたか?
病院でヘルニアと診断され手術が必要と言われましたが、手術だけは避けるためにハレ整体院さんへ半信半疑で行ってみました。
施術を受けられてどう変化していきましたか?
最初にお腹などされたことのない所を治療してもらい、グッと痛みが和らいだので期待できるかなと思いました。
通うたびに良くなっていった。
当院と他院の違う所はどんな所ですか?
説明など納得できることが多かった。他ではなかった。
最後に同じようなお悩みの方に一言お願いします。
早めに治すほうが良いと思います。感謝。
※個人の感想であり、成果や成功を保証するものではありません。
ヘルニアの痛みが嘘のようになくなりました。
金沢市 二木様
最初はどんなお悩みがあって来院されましたか?
長年、腰痛に悩まされていてヘルニアと診断されていましたが、ハレ接骨院さんの事をネットで知り通う様になりました。
施術を受けられてどう変化していきましたか?
長年悩んできましたが、ハレさんとご縁があって良かったです。
すごく楽になり、長年悩んでいたことがうその様です。
当院と他院の違う所はどんな所ですか?
すこしずつですが、自分の体が元気になっていくのを実感しました。他院ではなかったです。
最後に同じようなお悩みの方に一言お願いします。
私にとってハレ接骨院に通院し、心の元気と身体の元気を頂きました。是非、皆様にも!おすすめします。
※個人の感想であり、成果や成功を保証するものではありません。
ヘルニアの痛みやしびれがなくなりました!
野々市市 猪狩様 男性
最初はどんなお悩みがあって来院されましたか?
最初は脚がしびれて腰が痛くて病院に行ってましたが、ヘルニアと診断されて半ば治るのをあきらめていました。
施術を受けられてどう変化していきましたか?
脚に感じていたしびれがすぐになくなったのが感動でした。
腰の痛みも3,4回程でなくなり、今では快適に過ごせています。
当院と他院の違う所はどんな所ですか?
丁寧な治療と説明。治る希望を持たせてくれたところ
最後に同じようなお悩みの方に一言お願いします。
ひどい症状でもあきらめずに来た方が良いです。
※個人の感想であり、成果や成功を保証するものではありません。
ヘルニアの痛みがどんどん楽になっていきました。
52歳 女性 K様
・最初はどんなお悩みがあって来院されましたか?
ヘルニアの痛みがハンパなかった
・施術を受けられてどう変化していきましたか?
2週間に一度程度の通院で大丈夫か?と初めは思ったりもしたが、
どんどん楽になっていった。
・当院と他院の違う所はどんな所ですか?
他は行った事がないので全くわかりません。
・最後に同じようなお悩みの方に一言お願いします。
悩んでないで早く治した方がいいですヨ。
※個人の感想であり、成果や成功を保証するものではありません。
重度の椎間板ヘルニアの痛みがなくなり驚きました!
金沢市 久保様 女性
※個人の感想であり、成果や成功を保証するものではありません。
・最初はどんなお悩みがあって来院されましたか?
椎間板ヘルニアの症状が激痛で、最悪の時はトイレにも行けないくらいだったんですが、その時、別の病院に行っていたんですけど、そこのリハビリの先生から「西洋医学だけじゃなくて、他にもありますよ」と言われ、軽い気持ちで整体に来てみました。
・施術を受けられてどう変化していきましたか?
激変しました。一回目の治療後に孫と山に遊びに行ったんですが、腰が痛かったのを忘れてて、後から椎間板ヘルニアだったんだと思いだしたくらいくらいです。冗談みたいですけど(笑)
以前は本当に激痛で、トイレに行けないくらい痛くて、家族からはどうして寝てるんだ!と言われてたんですけど、ケンカになったりして、このままいったら家族も崩壊するし身体もおかしいし、藁にもすがる思いで来ました。
・最後に同じようなお悩みの方に一言お願いします。
整体に悪いイメージを持っている方もいると思いますけど、やっぱり来たほうがいいです。
お金の問題とか時間の問題とかあると思いますけど、取り返しのつかないことにもなりますし、来た方がいいです。